今年になってからこの4文字が頭の中をよぎる事多々・・・。不思議に。。。
私は生かされている、私がこの世に生まれた瞬間から今、現在、そして未来に向けて・・・。
「諸行無常の響きあり・・・・」。私達の生きている現実世界は無常である。
この世は、すべて無常であって。無常なるがゆえに、さまざまな悩みや苦しみが生じる。
決して世の中は自分の思うようには運ばない。またあるときは、突然不幸な出来事が襲ってきて思いがけない出来事によって呆然とする。そうして、心と身体、精神はくたくたになってしまう・・・。では、どんな時に、この無常を超えた幸せがあるのだろうか・・・。人間の幸せはほとんどが欲によって満ちたり感”を得て幸せと思うことが多い。食欲、物欲、自己顕示欲、性欲、愛欲、
・・・・。「あれが欲しい、これも欲しい」「ああしてみたい、こうしてみたい」「自分は凄い!と掲示したり・・」と言うような様々な「欲」が湧いてきて、それに囲まれて生活をしている。気がついたら「欲」だらけ。。自分は欲と思っていないけれど、魂にはしっかり「欲」と黒字で書いてある。。敏感にその状態をキャッチして、消臭剤をふっても、見てみぬフリをしたりしても・・・・自分に降りかかることも多い・・・・。いろいろな形の欲を見ながら・・・でもそれは決して人間にとって本当に幸福な状態では無いように感じてしまう。それを満たす事によって一時の喜びとなって帰ってくる場合もあるけれど、それは長続きしないで、しばらくするとまた別の「欲望」が湧いてきて、永遠にそれを繰り返している気がする。。。。諸行無常だよね。。。でも、「欲」=毒があるから人間は面白いのかもしれないし、私にも欲は存在する。欲と上手く付き合っていく事が面白いのかもしれない。でも、自分の欲の醜さを気ずかずに生きてしまう事はあさはかでむなしい事である。。。自分に用意されたステージの中でこの「無常の心」と「普遍的な自愛の心」が入り乱れて人生と言うステージを創作していく・・・・。これが人間として現世を生きていく事なのだ。それが嫌だったら出家するか修道院に入るか・・・・。時々出家したくなったり、老後は自然の中で自然と動物に囲まれて暮らしたい。と思ったり・・・思うこともあるけれど、今・・・・この無常を超えて幸せをキャッチしながら生きていかねばならないのです。無常を超えた幸せを頭のいちばん高―い所に置きながら・・・・。生きている現世の自分の中に沸いてきた感情を素直に表現しよう。
それが人間らしさであり、今、ここに生きている私なんだと思うのです。「笑ったり、泣いたり、怒ったり・・・。」だから1日、1日を大切に自分を信じて生きていきたい・・・。